かわいい同居人

ここ一週間ほど、部屋に大きな蜘蛛がいる。
うちのてのひらくらいの大きさ。
夜は隠れているようだが、
朝や昼間、ふと気付くと視界の範囲まで降りてきている。

蟲は苦手やけど、蜘蛛は昔から嫌いじゃない。
悪さもしないし、害虫を食べてくれるし、
そっと静かにそこにいる。

西では昔から「蜘蛛を殺すと地獄に堕ちる」と言われている。
毒蜘蛛はうちらの生活圏にはそうそういない。
うちらが彼らの生活圏に無断で踏み込めば、
もちろん噛まれる心配もあるだろうが。

暑いし古い建物やのに蚊やハエが少ないのは
きみのおかげかな？

問いかけても答えはしないが、
しばらくするとまたどこかへ消えていた。

近頃いそがしい時期で寮の住人もいたりいなかったりだが、
あの子を見ると、不思議と孤独感がまぎれる。
昼間になると必ず一度は降りてきて姿を見せてくれる律儀な子。

もしかして、蜘蛛童やったりして？
一人、ふふと笑う。

その男、ただのしかばねにつき。

家に帰るとマウが床に転がっていた。
テーブルの上にはカレーを食べた痕跡。
クーラーが効いている。

………これが噂の…。

息もできない

彼のことを思うだけで心臓も止まりそう。

それは一枚のメモ

冷蔵庫にレシピやゴミ収集の紙にまぎれ
一枚のメモが貼ってある。

「愛はテロリズム　楠森統次郎」

邂逅

今日なんか日記多いな。
妖精＜妹が補講休暇で家にいて、プレステできないんだ！
ここはうちのブログやから生っぽい話をするなあああ！

絞めあいになりました。

それとは関係なく、
北野坂と、珍獣が…出会ったぁ…。（ウル○ン調）