「シルバーレイン」の北野坂かののブログです。
わからない人にはわからない内容です。
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ハッピーニューイヤー!
松の内?なにそれ弁当の種類?
かのでございます。
白の王が「飽きた」とだけ書置きして学園を去り、
(そもそもあの人偽身符使わなかった日あるのかしらん?)
大きな倉庫が残されました。
そして、色黒の眼鏡の男が二代目管理人となりました。
「指名されていたので。」
書置きのすみっこに適当に書かれた、
「後はマウに任せる」の字。
人はこんなもんでも大きな責任を背負えるようです。
…この男に限っては。
かくして、白の王だけが抜けた海辺の倉庫で、
マウは届く書類と荷物の整理をし、
佐藤キジは恋に飽きたらしく弾けないギターを抱きしめ、
佐藤信悟は模型を作っている。
不動が高所を跳びまわるヒソクちゃんを追いかけ、
マヤと柏木くんが夕飯を作っている。
白の王がいつも座っていたソファだけ、
ぽっかりと穴があいたような、
真白いペンキで塗り潰したような、
静かな寂しさをもっている。
松の内?なにそれ弁当の種類?
かのでございます。
白の王が「飽きた」とだけ書置きして学園を去り、
(そもそもあの人偽身符使わなかった日あるのかしらん?)
大きな倉庫が残されました。
そして、色黒の眼鏡の男が二代目管理人となりました。
「指名されていたので。」
書置きのすみっこに適当に書かれた、
「後はマウに任せる」の字。
人はこんなもんでも大きな責任を背負えるようです。
…この男に限っては。
かくして、白の王だけが抜けた海辺の倉庫で、
マウは届く書類と荷物の整理をし、
佐藤キジは恋に飽きたらしく弾けないギターを抱きしめ、
佐藤信悟は模型を作っている。
不動が高所を跳びまわるヒソクちゃんを追いかけ、
マヤと柏木くんが夕飯を作っている。
白の王がいつも座っていたソファだけ、
ぽっかりと穴があいたような、
真白いペンキで塗り潰したような、
静かな寂しさをもっている。
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私には、夢があります。
卒業したら退役して、
普通の女の子に戻って、
好きな人と結婚して、父を泣かせ、
働かず、(つまり就職しろ)
毎日その人のご飯を作るのです。
その人の通り名は………孔雀。
正式には、ダイナマイト孔雀。
孔雀が堕天使の象徴だなんて、
生まれて初めて聞きました。
ソースなに?
メーカー聞いてるんじゃないわ。
お好みなら毎日ウ○ターいれて米炊いてやんよ。
…それと、ほんのつい最近まで、
つけばねって赤い羽根募金みたいなのだと思ってました。
背負うタイプとかないわー…。
関係ないけど、幸子、衣裳代のために働いてる気がするわ。
卒業したら退役して、
普通の女の子に戻って、
好きな人と結婚して、父を泣かせ、
働かず、(つまり就職しろ)
毎日その人のご飯を作るのです。
その人の通り名は………孔雀。
正式には、ダイナマイト孔雀。
孔雀が堕天使の象徴だなんて、
生まれて初めて聞きました。
ソースなに?
メーカー聞いてるんじゃないわ。
お好みなら毎日ウ○ターいれて米炊いてやんよ。
…それと、ほんのつい最近まで、
つけばねって赤い羽根募金みたいなのだと思ってました。
背負うタイプとかないわー…。
関係ないけど、幸子、衣裳代のために働いてる気がするわ。
筑前煮を炊く。
自分は好きやない。
雨上がりの空はあまりにもニュートラルで、
うちの心を映したスクリーンのようや。
見上げながらずっしりと重い巾着袋を斜めにしないように気をつける。
そこは古びた天文台。
いつもはいるかどうかためらってしまう。
それがテリトリーの境界線やから。
踏み込まない。踏み込めない。
それが獣同士の暗黙の了解であると思う、から。
と、タイミングよくごまがでてくる。
「筑前煮持ってきたったで。」
タッパーをいれた巾着を揺らすと駆け寄ってくる。
「ちくぜんにー。」
「筑前煮やでー。」
「しろごはんすなわち白米は?」
「米くらい自分でなんとかし。」
ぎゃんぎゃんうるさいときは巾着を奪うと静かになる。
また渡し、
「米はあらへんけどポン菓子なら。」
「くれるの?」
「マヤちゃんが大量に買うてきてなあ……食いきれんのよ。」
と、セロファンの包まれたポン菓子を渡す。
受け取ると、ごまはこれまた古びた百葉箱を見やった。
詠唱兵器でもでんの、と冗談をいうと、
でないよと返ってくる。
まあそらそうや。
ごまは色の抜けたパンダの遊具の上に巾着を置き、
ポン菓子をもって百葉箱へ近付いていく。
うちは携帯で検索しながらついていく。
セロファンを噛み千切ってごまは百葉箱を開ける。
「ひゃくようそう、ひゃくようばことは、温度計や湿度計を入れ、
正確な気温を計測するために設置された屋根付きの箱の事である。」
検索結果を読み上げながら、
湿気で降りてきたまつげを指で押し上げる。
温度計と湿度計はどこ行ったん、
と覗き込むと、
ようさんの鳩が詰まっていて、
ごまがおるもんやから飛び立つこともできず、
ぽるぽると喉を鳴らしていた。
ごまがポン菓子をまくとせっせとついばみ、
羽が飛ぶ。
狭い箱に詰め込まれた飛び立つことのできない鳥たち。
ずきん、と胸が痛む。
「ごまちゃん。」
「なあに。」
肩をたたく。
「あんな、ハトさんかわいそうやろ。もっと広いところで飼ったり。」
諭すようにいうと、
「飼ってるんじゃないよ。」
黒い瞳が空を見上げる。
うちはふっとこの銀色の空はスクリーンやなくて、
破れない膜なのかもしれないと思う。
「はとが七羽いたらつぎには星ができるんだよ。」
うちは理解できず、目をしばたたせる。
「星ができるまでつかまえてるので、ハトのことかわいがったりはしてない。」
そういいながら、ごまは平然と二袋目のポン菓子を与えている。
殺さないということは彼にとって、
鳩はたいした存在ではないのだろう。
星がなんたらはさっぱりわからんが、ため息をつく。
「あんな、そういうん、動物愛護法違反なんやでー。」
「それってつかまる?」
「捕まるな。」
「そっか。」
つかまるのはやだなーといいながら彼は百葉箱から離れた。
それでも外にでた鳩たちはポン菓子を求めて彼にたかる。
うちは思わず笑ってしまい、ごまも笑った。
二人がけらけら笑っているうちに、鳩たちはいなくなってしまった。
彼はまた鳩を捕まえてくるだろうか?
そのときはまた同じ問答が繰り返されるのだろうか。
この男は破綻している。
それでいて、「生きて」いる。
彼がまたおかしなことをするとき、
うちは「死んで」いるのだろうか。
鳩まみれの彼をけらけら笑えるうちでいられるだろうか。
たとえ一瞬でも、一秒でも、
「生きて」いたい。
筑前煮を炊く。
#リハウス、元ネタあざーす\(^o^)/
自分は好きやない。
雨上がりの空はあまりにもニュートラルで、
うちの心を映したスクリーンのようや。
見上げながらずっしりと重い巾着袋を斜めにしないように気をつける。
そこは古びた天文台。
いつもはいるかどうかためらってしまう。
それがテリトリーの境界線やから。
踏み込まない。踏み込めない。
それが獣同士の暗黙の了解であると思う、から。
と、タイミングよくごまがでてくる。
「筑前煮持ってきたったで。」
タッパーをいれた巾着を揺らすと駆け寄ってくる。
「ちくぜんにー。」
「筑前煮やでー。」
「しろごはんすなわち白米は?」
「米くらい自分でなんとかし。」
ぎゃんぎゃんうるさいときは巾着を奪うと静かになる。
また渡し、
「米はあらへんけどポン菓子なら。」
「くれるの?」
「マヤちゃんが大量に買うてきてなあ……食いきれんのよ。」
と、セロファンの包まれたポン菓子を渡す。
受け取ると、ごまはこれまた古びた百葉箱を見やった。
詠唱兵器でもでんの、と冗談をいうと、
でないよと返ってくる。
まあそらそうや。
ごまは色の抜けたパンダの遊具の上に巾着を置き、
ポン菓子をもって百葉箱へ近付いていく。
うちは携帯で検索しながらついていく。
セロファンを噛み千切ってごまは百葉箱を開ける。
「ひゃくようそう、ひゃくようばことは、温度計や湿度計を入れ、
正確な気温を計測するために設置された屋根付きの箱の事である。」
検索結果を読み上げながら、
湿気で降りてきたまつげを指で押し上げる。
温度計と湿度計はどこ行ったん、
と覗き込むと、
ようさんの鳩が詰まっていて、
ごまがおるもんやから飛び立つこともできず、
ぽるぽると喉を鳴らしていた。
ごまがポン菓子をまくとせっせとついばみ、
羽が飛ぶ。
狭い箱に詰め込まれた飛び立つことのできない鳥たち。
ずきん、と胸が痛む。
「ごまちゃん。」
「なあに。」
肩をたたく。
「あんな、ハトさんかわいそうやろ。もっと広いところで飼ったり。」
諭すようにいうと、
「飼ってるんじゃないよ。」
黒い瞳が空を見上げる。
うちはふっとこの銀色の空はスクリーンやなくて、
破れない膜なのかもしれないと思う。
「はとが七羽いたらつぎには星ができるんだよ。」
うちは理解できず、目をしばたたせる。
「星ができるまでつかまえてるので、ハトのことかわいがったりはしてない。」
そういいながら、ごまは平然と二袋目のポン菓子を与えている。
殺さないということは彼にとって、
鳩はたいした存在ではないのだろう。
星がなんたらはさっぱりわからんが、ため息をつく。
「あんな、そういうん、動物愛護法違反なんやでー。」
「それってつかまる?」
「捕まるな。」
「そっか。」
つかまるのはやだなーといいながら彼は百葉箱から離れた。
それでも外にでた鳩たちはポン菓子を求めて彼にたかる。
うちは思わず笑ってしまい、ごまも笑った。
二人がけらけら笑っているうちに、鳩たちはいなくなってしまった。
彼はまた鳩を捕まえてくるだろうか?
そのときはまた同じ問答が繰り返されるのだろうか。
この男は破綻している。
それでいて、「生きて」いる。
彼がまたおかしなことをするとき、
うちは「死んで」いるのだろうか。
鳩まみれの彼をけらけら笑えるうちでいられるだろうか。
たとえ一瞬でも、一秒でも、
「生きて」いたい。
筑前煮を炊く。
#リハウス、元ネタあざーす\(^o^)/
ごまちゃんから。
このバトンは、指定されたオリキャラで他のオリキャラに質問をしてもらうバトンです!
質問はキャラの口調に直して下さっても大丈夫ですが、できるだけそのまま使って下さい!
例)質問内容→好きな食べ物は?
キャラA「好きな食いもんはー?」
キャラB「カレイの煮付け」
オリキャラ達にドンドン会話させちゃって下さい!
それでは、どうぞ!
指定→「摩耶」が「かの」へ
このバトンは、指定されたオリキャラで他のオリキャラに質問をしてもらうバトンです!
質問はキャラの口調に直して下さっても大丈夫ですが、できるだけそのまま使って下さい!
例)質問内容→好きな食べ物は?
キャラA「好きな食いもんはー?」
キャラB「カレイの煮付け」
オリキャラ達にドンドン会話させちゃって下さい!
それでは、どうぞ!
指定→「摩耶」が「かの」へ
なんやかや忙しくしている妖精です。
師走いなぁ…。
風邪ももう一ヶ月ほどひきっぱなし。
生活環境も変わったりしてぐだぐだです\(^o^)/
不動のBUができました。
自慢絶賛はまた今度…。
さてもうすぐかのも三年生。
継承も視野にいれつつ、
彼女らしい身の振り方というものを、
一年間じっくり考えていこうと思います。
なんだこの来年の抱負。
師走いなぁ…。
風邪ももう一ヶ月ほどひきっぱなし。
生活環境も変わったりしてぐだぐだです\(^o^)/
不動のBUができました。
自慢絶賛はまた今度…。
さてもうすぐかのも三年生。
継承も視野にいれつつ、
彼女らしい身の振り方というものを、
一年間じっくり考えていこうと思います。
なんだこの来年の抱負。
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