どうも、妖精で～す。

中の人じゃありません。妖精です。

ときどきかのちゃんの周りを飛んでいて、
杖で「てぃりん♪てぃりん♪」とアイテムをダブクリして
導いたりする感じの妖精型アンドロイド的存在です。
かのちゃんに宝箱を食べないように教えたりするのにいそがしいです。
あっ！かのちゃんが呼んでるのでちょっとタンマ！
（※タイムアウトという意味の古語です）

（ベコベコになって帰ってきた）

今日も聞かれてないのにかのを語ります。
なぜならKKK（北野坂かのを考える会）理事だからです。

かのというキャラには、
もうとにかく「神戸」を詰め込めるだけ詰め込んでます。

神戸といえば、神戸ギャル。（夜会巻きとか上品めのお嬢ギャルたちです）
神戸といえば、雑貨。（昔から舶来品など雑貨の盛んな町です）
神戸といえば、北野坂。（老舗や有名な学校、観光地など盛りだくさん）
神戸といえば、らんぷミュージアム。（いうほどみんな行ってませんが重要地）


そして神戸人が神戸人たる最たる特徴は、
「なんか欧米的なフランクさを持ってて、
　おもろいことが大好き。」
ということです。

これは多くの神戸人にあります。
ちなみに大阪人とは「おもろい」のツボが少し違います。

大阪は生活や商売に結びついた滑稽を好みますが、
神戸はなんつーか…文化に結びついた滑稽、といいますか。

祖父妖精は「ヤクが切れたぁ～」といって妖精に小銭を渡し、
コーラのおつかいにだしていました。
葬式では棺桶にパチスロのＰＳソフトがたくさん供えられてました。
パチンコ玉も華麗に混入。

祖母妖精は祖父妖精の墓参りに行くとき寿司を食います。
墓のすぐそばの寿司屋で食います。
「じじい～ええやろ～」と孫妖精たちは寿司をむさぼります。

「じいさんはげとるから暑いやろう。水かけたって。」
と祖母妖精に柄杓を渡されて墓石に水をかけます。

ちなみに十三回忌では祖母妖精の手によりコーラが華麗に供えられてたそうな。

そういうお茶目を好むようです。

母妖精も生粋の神戸っ子も神戸っ子、
中心地の三宮やらで育ったわけですが、
母妖精も変です。
ハグとかほっぺチューとかいまだにスキンシップしまくりです。
母妖精は子供時代、インド人の大金持ちの家によく遊びにいってたそうです。


神戸は無茶苦茶です。
中華街の中に韓国キリスト教会があるわ、
キリスト教の教会のすぐそばにモスクがあるわ、
そのすぐそばに関帝廟があるわ、
なんかヒンズー教の人が集まってるっぽいところがあるわ、
その近くの道に地蔵さんやら布袋さんが並んでるわ、
なんかもう滅茶苦茶でとっちらかってて、
でもみんな仲良し。
カオスです。
すごく貴重な建築物もあるし、富裕層や中流層もいるけどスラムもあるし、
でもなんか規律は守られている。
（神戸ではエレベーター以外でも左側と右側で進行方向が分かれます）
いや、カオスだからこそ生まれた秩序があるのかもしれない。


あと大半の人が自転車に乗れません。坂の街だから。
海側の平地が繁華街、山手が住宅街になってます。

繁華街→自転車なんか乗ってたら冷たい目で見られます
住宅街→坂！坂すごいよ！バス！バス乗ろうよ！


あと全然おおげさな表現ではなく、
100ｍおきにパン屋がある勢いです。
カフェは100ｍおきどころではありません。
カフェの隣にカフェ！とか余裕です。
洋菓子屋もアホかってぐらいあります。

「神戸の名物はなに？」って聞かれると一番困ります。
なんでもうまいんです。
あと、パンと洋菓子と豚まんと水餃子がうまいんです。
みやげにできません。
かろうじて洋菓子屋ぐらいでしょうか。

モロゾフのチョコがジャスティス。


全体的には上流志向なのに変人が多い。
あとカオス。でも食い物うまい。
それが神戸の魅力です。

ちなみに海手にコンビニとファミレスは笑っちゃうくらいないので、
山手に探しにいく方が賢明です。
元町まで歩けばちょっとはできたんですけどね。

女子高生から女子大生くらいの神戸のお嬢ギャルは、
かののようなちゃきちゃきの派手な子か、
みちるというかマヤのような「ほんわ～」系にわかれます。
クレイサスとファミリアというブランドのものは普通持ってます。


とっちらかってるのに気品があり、
混沌と秩序がまじりあい、
都会の喧騒の中でもなんだかゆる～い空気が流れている街、
それが神戸です。