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「シルバーレイン」の北野坂かののブログです。 わからない人にはわからない内容です。
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なぜこの人たちとこんな話をすることになったのか。
シナモンの香りのするチャイティーを手に
背をソファにもたせかかりカーペットの上に座る。
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丘くんのブログで人狼戦線について読んで思ったこと。

大前提として、うちらは
「謎のシルバーレインでおかしくなった日常の世界と世界結界を守る」
という命題を与えられている。

では、世界結界はなんのために作られたのか?

ここがまずエゴ。
「『人間』がゴーストから身を守り平和に生活するために作ったが
 そのついでに来訪者たちも多大な影響を受けた。」
のではないかと推察する。

そしてシルバーレインが降った。
「シルバーレインが降った理由はわからない。
 でも出てきちゃった能力者は守ろう。そして使おう。
 それから出てきちゃった来訪者も滅ぼすか投降するなら使おう。」
こういうことだろう。

だからうちは自分を「軍人」やと思っている。
人狼戦線で組んだ柏木くんも同じ考えやといっとった。

で、人狼戦線やけど、
「ネジいれられた人狼が暴れています!
 このままじゃ世界結界に被害甚大!なんとかしろ!」
こうだろう。

心清い学生たちは一度結んだ「糸」を大切にしたがる。
そんなことは学園側も推測済み。
「なら助けさせればいいじゃない。」

いや、学生側にも
「ヘルムート<フェンリル」の人は大勢おったと思う。
召還されては事後処理に苦労するに決まっている。

いや。
むしろ、この大きな大きな軍隊は、
銀誓館に舵をとられながら、
ひしめくさまざまなエゴによって動いている。
統率する者の手綱はゆるく、
ざわざわとエゴたちは寄り集まったり離れたりする。

いきなりやけど結論。
「シルバーレインが降る理由、
 今はそれを『糸』をたどって探るしかない」ってこと。

そして繋がった糸はどんどん絡み合い増えていく。
「動けば動くほどしがらみが増え、縁も増える。」
これはうちがこのつめの先ほどの人生で学んだこと。

うちは『人間』側。
淘汰する側。
でも来訪者たちと結ばれた糸。
とても大切な糸。

鳥の血に悲しめど魚の血に悲しまず。
声あるものは幸いなり。

そしてうちは教室で報告書を読むたび、
心がきゅうっとなって涙がでるのです。

年端もいかない子供たちも戦っている。
繋がった『糸』、来訪者たちも戦っている。
こんなにも一途に。

なら、うちも戦うしかないやない。

軍人、だけどエゴイスト。
それがうちです。

うちにはマヤちゃんや統次郎たちの存在を否定することなんてできへん。
だから戦う。
「まつろわぬ者」たちと「魚」たちを淘汰しながら。

そしていまだ正体の見えぬ「ネジの源」を追う。
全部のGTへの出入りの許可をもらった。

強さへの焦燥。力への欲求。
なぜうちはこうも力を求めるのか。

逃げるようにやってきた銀誓館。
大事なものと再会したり、
見つけたり、知ったりした。

一度知ってしまえば引き返せない。
「守る」ために戦っている。

…でも、ふと気付いた。
ああ、やっぱりまだうちは死ぬのが怖いんや、と。

色々なことを考えた。
そして気付けば、とある田舎の小さな神社の前にたっていた。
マウマウの紹介で知り合ったGT友達の佐藤から
vain dog(in rain drop)/noodles(the pillows)
この曲でまわってきました。

なんやかっこいい曲で、いいかも。
>男の歌を女が歌ってるのが似合いそうだ。
ゆうんがちょっと引っかかったけど。
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